Pro Toolsは、新機能やパートナーから提供される新たなツールなどにより、常に進化しています。有効なプランを所有者は、新たなバージョンがリリースされると、それらの機能や改善点を、すぐに入手することが可能です。以下をご参照の上、それぞれのバージョンで加わった新機能をご確認ください。
PRO TOOLS 2022.6 (2022年6月)
Dolby Atmos® リレンダリングのオフライン・バウンス。インポートセッションデータを含むADMファイルへのリンク。 最適化されたADMエクスポート機能により、ADMファイルをより高速にエクスポートします。ビデオ・ウィンドウまたはハードウェアモニターでタイムコード・オーバーレイを表示。クオンタイズの改善を含む、MIDIワークフローの拡張機能を入手してください。スタンドアロンモードでPro Tools | Sync Xを使用可能。詳細は、Pro Toolsの最新バージョンをご確認ください。
Dolby AtmosリレンダリングADMを生成し、それをDolby Atmosレンダラーにインポートしてから、リレンダリングのエクスポートを個別に行う手順を踏まずに、チャネルベースのミックスをすばやく生成できるようになりました。これは、レビュー用の一時的なミックスを作成する場合に便利です。 |
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タイムコード・オーバーレイタイムコードがビデオ・ウィンドウまたはハードウェア・クライアント・モニターに表示されるようになりました。これにより、制作者やエンジニアが映像を操作するときにセッションの位置を簡単に確認できます。 |
PRO TOOLS 2022.4 (2022年4月)
2022.4のリリースにより、Pro Toolsファミリーが、3つのモデルで新たにラインナップされました。音楽制作に取り組みたいミュージック・クリエイター向きのPro Tools Artist。より高い完成度を求めるミュージック・クリエイターおよびプロデューサー向きのPro Tools Studio。オーディオ・ポストならびに、ハイエンド・ミュージック・プロフェッショナルおよびレコーディング・スタジオ向きのPro Tools Flex。
3つの新しいラインナップをご用意してます!
さらに、Pro Tools 2022.4では、以下を含む多数の新機能追加や機能強化がされていますので、ご確認ください。
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Pro Tools 2021.10 (10月)
Pro Tools | Carbonマイク・プリアンプをリモートでコントロールできます。Native Instruments Komplete KontrolのMIDIキーボードでより緊密な統合を手に入れましょう。 新しいハイコントラスト・モードと背景色を使用して、ダークとクラシックのUIテーマをさらにカスタマイズすることで、アクセシビリティの向上を図ります。さらに、Pro Toolsは、異なるトラック幅間でルーティングするときに自動的にダウンミックス可能となり、複雑な設定変更なく、時間を節約することが可能です。最新バージョンのPro Toolsで、これら全ての新機能とその他の改善点を確認してください。
Komplete Kontrolをワークフローに取り入れるKomplete Kontrol MIDIキーボードを使用して、トラック間をシームレスに移動し、さまざまなプラグインを瞬時に実践的にコントロールできます。Komplete KontrolはPro Toolsセッションで選択したトラックと自動的に同期します。さらに、Komplete Kontrolのボタン、ノブ、および4Dエンコーダを使用して、多くのPro Toolsの機能を直接コントロールできます。 |
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Pro Tools | Carbonプリアンプをリモートでコントロールする編集ウィンドウとミックスウィンドウのPro Toolsセッションから、またはAvidコントロール・サーフェスを使用して、Pro Tools | Carbonプリアンプ設定をリモートで使いやすいように調整、保存し、それらの設定をリコールすることが可能です。これにより、各セッションのプリアンプ設定を覚えておく必要がなくなり、スタジオで一番使いやすい場所にCarbonインターフェースを配置することが可能となります。 |
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トラックルーティングの適応性を高めるトラック幅に関係なく、出力とセンドをほぼすべてのバスにルーティングできるようになり、サブパスを作成する必要がなくなりました。Pro Toolsは、信号を自動的にダウンミックスまたはマッピングします。例えば、5.0トラックを7.1.2バスに直接ルーティングしたり、サラウンド・トラックをステレオ・エフェクトやヘッドフォンに送ることが簡単にできるようになります。 |
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Pro Tools UIをよりパーソナライズするPro Toolsは、UIを独自のものにカスタマイズするための前例のないコントロールを提供します。カスタムの背景色をダイヤルインして、ハイコントラストのUI要素をオンに切り替えることができるようになりました。 その上、クラシックとダークテーマの両方のほぼすべての要素をコントロールできます。つまり、UIをさらに微調整して、アクセシビリティのニーズに合わせたり、さまざまな時間帯や気分に合わせて作業環境をパーソナライズすることも可能です。 ※YouTubeはフルスクリーンでご覧ください。
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Pro Toolsは、M1 MacでHDX、HD Native、およびAVEのサポートを導入します2021年10月のリリースで、Pro Tools | HDXとHD Native、およびAvidビデオ・エンジンが、Appleの新しいM1シリコン・プロセッサを使用する最新のMacで使用できるようになりました。 * Pro ToolsをM1 Macにインストールする前に、Pro Toolsシステム要件のページとmacOS 11(Big Sur)とAvid製品の対応状況のページにアクセスして、システムとワークフローが完全にサポートされていることを確認してください。 |
Pro Tools 2021.10 リース情報
これらの機能に加えて、Pro Tools 2021.10には、音楽とオーディオのポストプロダクションのためのいくつかの拡張機能が含まれています。
Pro Tools 2021.6 (6月)
ハイブリッド・エンジン対応によりHDX システムの強化、macOS Big Surで動作するM1ベースMacへの対応、増強されたボイス、トラックおよびI/O数、カスタマイズ可能となったダークおよびクラシックUI、さらに年間サブスクリプションをお使いの場合は、 合計$1,500相当の価値を持つプラグインやサウンドライブラリが入手可能な新たな特典プログラム「Pro Tools Inner Circle」を利用いただけます。Pro Tools 2021.6で追加された主な新機能な以下となります。
HDX上でハイブリッド・エンジン機能を実現DSPとCPUネイティブの両方の特徴を生かし、レコーディングや空間オーディオ・ミックス時により多くのパワーと効率性をもたらすハイブリッド・エンジン機能がHDXに対応となりました。この特許取得テクノロジーの搭載によりHDXシステムは、史上最もパワフルなPro Toolsシステムへと生まれ変わり、HDXカード一枚であっても、これまでより遥かに大規模なセッションをスムースに扱うことが可能となることで、空間オーディオ作品のミックスも自由に行えるようになります。また、ハイブリッド・エンジン下では、トラック毎にネイティブ・モードとDSPモードを切り替えることができるので、レコーディング時に不快なモニター・レイテンシー(遅延)をボタン一つで取り除くことが可能です。 |
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M1ベースMac での動作が可能に!Pro Tools 2021.6では、Pro Tools | First, Pro Tools およびPro Tools | Ultimateの各ソフトウエアが、AppleのM1プロセッサー搭載Macで動作することが可能となりました。 macOS 11 (Big Sur) と *Pro Toolsを M1 Macにインストールする際は、事前にこちらのPro Tools システム要件ならびにmacOS 11 (Big Sur) と Avid 製品の対応状況をご確認の上、お使いのシステムやワークフローに対応しているかをチェックなさってください。 |
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より多くのI/O、トラックおよびボイスを確保Pro Tools およびPro Tools | Ultimateは、最大64チャンネル入出力対応となりました(これまでは最大32ch)。Pro Toolsは、全サンプルレートで最大256モノ/ステレオ・オーディオ・トラックに対応(これまでは48kHz時128トラック)となり、Pro Tools | Ultimateは、最大2,048ボイス/トラックを全サンプルレートでカバー可能となります(これまでの5倍以上)。これにより、任意のCore Audioオーディオ・インターフェースを使用し、より多くの外部機器を接続しながら、より大規模なセッションで作業することも可能となります。 |
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ダークおよびクラシックUIテーマのカスタマイズPro Tools 2021.6では、ユーザー・インターフェースの色や明度を自由に変更可能となり、お好みの設定をプリセットとして保存し、いつでも呼び出すことができるようになりました。さらに、Pro Toolsの再起動無しで、ダーク・テーマとクラシック・テーマの切り替えも可能となりました。 |
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QuickTime およびファイル・サポート改善Pro Tools 2021.6 では、バウンス・ミックス・ウインドウ上での「ソースと同じ」エクスポートやAACオーディオ・エクスポート機能拡張を実現。加えて、Pro Tools | Ultimateでは、 H.265/HEVC bビデオのインポート/エクスポートにも対応しました。 |
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サイド・チェーン時の自動遅延補正対応これまでPro Tools | HDX上でのみ可能だった、サイド・チェーン時の自動遅延補正がPro ToolsおよびPro Tools | Ultimateソフトウエアでも可能となりました。これにより、サイド・チェーンされたトラック同士を完璧にシンクさせることが、両ソフトウエア上で実行できるようになるため、EDMでのポンピング・エフェクトやダイアログ編集時のミュージック・ベッドのダッキングによるレベル調整が、より高精度なタイミングで実行可能となりました。 |
Pro Tools 2021.6 リリース情報
上記以外の Pro Tools 2021.6 追加機能並びに改善点は、以下のリリースノート(英文)をご参照ください。
>Pro Tools 2021.6 日本語ガイド (PDF)
Pro Tools 2021.3 (3月)
Pro Toolsの最新リリースでは、IntelベースのMacのBig Surサポートなど、音楽およびオーディオ制作のための機能が強化されています。また、IK Multimedia社の2つの新しいプラグインをご利用いただけるようになりました。
>Pro Tools 2021.3 日本語ガイド (PDF)
Pro ToolsがmacOS Big Surのサポートを追加
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IK MultimediaのAmplitube & T-RackSでシュレッド、ミックス、マスタリングを実現IK Multimedia社とのパートナーシップにより、Pro ToolsおよびPro Tools | Ultimateの1年間のサブスクリプションをお持ちの方に、2つの汎用プラグインを追加費用なしで提供します。AmpliTube 5 SEは、伝説的なギター/ベース・アンプ、スピーカー・キャビネット、ストンプボックス、ラック、マイクなどのサウンド、感触、雰囲気を得ることができます。また、T-RackS 5 SEでは、アナログ・モデルのコンプレッサー、リミッター、EQ、リバーブ、テープ・エコーなどのデジタル・プロセッサーを使用して、サウンドをミックス&マスタリングすることができます。 |
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音楽的な打ち込みをタイプ入力!鍵盤楽器がない?問題ありません。コンピュータのQWERTYキーボードを使って、画面上のMIDIキーボードでMIDIを入力することができるので、音符を弾いたり、メロディーを作ったり、思いついたときにすぐに入力することができます。 |
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Pro Tools | Sync Xですべてを同期させるPro Tools 2021.3では、オーディオ・ポストプロダクション用の新しい高精度シンクロナイザーであるPro Tools | Sync Xがサポートされています。Sync Xは、ビデオとオーディオ間をほぼサンプル精度でフレーム・エッジ・アライメントでき、広範なI/Oとフォーマットのサポート、ダブル・レゾリューション・クロッキング・デザインを実現しています。 >Sync X ブログを見る |
Pro Tools 2021.3リリース情報
macOS Big Surのサポート、新しい Virtual MIDI Keyboard、Pro Tools | Sync X、Pro Tools 2021.3 は、Dolby Atmos の改善を含む、音楽およびオーディオポストプロダクションの機能強化、その他の改良/改善点とともに加わっています。
Pro Tools 2020.11 (11月)
Pro Tools 2020の11月リリースでは、新たなUIイメージであるダークテーマ対応に加え、新たに無償提供されるMelodyne 5 essentials 、そのアルゴリズムを利用したAudio-to-MIDI変換、そしてPro Tools | Carbon対応といったミュージック・クリエーション向け機能やDolby Atmos及びゲーム・オーディオ・ワークフロー用の新しい機能を追加しています。
>Pro Tools 2020.11 日本語ガイド (PDF)
ダークサイドのパワーを発見
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オーディオをMIDIデータへ変換
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Melodyneを使ったピッチとタイミングの変更
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Pro Tools | Carbonでハイブリッド・パワーを!(Pro Tools・Pro Tools | Ultimateのみ)Pro Toolsは、1つのクリエイティブ環境内でスムースなレコーディングが行えるよう、Pro Tools | Carbonとインテリジェントに統合されています。Pro Tools | Carbonのハイブリッド・エンジンを使用することで、ボタン一つの操作でリアルタイムAAX DSPプラグインを使用した低レイテンシー・モニタリングでのレコーディングが可能、解放されたCPUパワーをミックスに有効活用できます。これにより、アーティストは、必要なエフェクト・チェーンが施されたサウンドをモニターしながらも、パーフェクトなタイミングで、自身のパフォーマンスを行う事が可能となるのです。 |
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Dolby Atmos ADMファイルのダイレクト・エクスポート(Pro Tools | Ultimateのみ)Dolby AtmosミックスのADM (Audio Definition Model)ファイルへのバウンスに、実時間をかける必要がなくなりました。Pro Tools | Ultimateでは、これまでも可能だったADMファイルのインポートに加え、実時間より高速に処理できるオフライン・バウンス機能を使用したADMファイル・ダイレクト・エクスポート機能も加わりました。これにより、Dolby Atmosミックス時のワークフローが一層効率化します。ミックス内の全てのグループと関連ベッズおよびオブジェクトが、1つのファイル内に収納され、デリバリー作業が一層簡単に行えるのです。 |
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スペース・クリップ機能で時間をセーブ
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新しいバウンス・ウインドウと強化されたビデオ・インポート
(Pro Tools・Pro Tools | Ultimateのみ)
ファイナル・ミックスへのバウンス、トラックの統合そしてステム・プリント、こういった作業が、頻度の高いワークフローをプリセット化することが可能となった、新しいバウンス・ウインドウで、より簡単に作業できるようになりました。さらに、ビデオ・インポート機能では、MXF op-1aファイルからビデオ/オーディオを同時にインポート可能となっています。また、macOS Catalinaユーザーも、Quick Time関連機能を再び利用可能となり、MOV, MP4, M4V, 及びM4A (AAC)ファイルをインポートしたり、MOVファイルをエクスポートすることもできるようになっています。
>Pro Tools2020.11 – MXF-op1aインポート機能
Pro Tools 2020.11 リリース情報
Pro Tools 2020.11には、新たなUIモードであるダークテーマ、Audio to MIDI機能、Melodyne 5 essentials提供、スペース・クリップ、Pro Tools | Carbon完全統合、Dolby Atmosミックスの為のADMファイル・エクスポートといった新機能が、その他の改良/改善点とともに加わっています。
Pro Tools 2020.9 (9月)
Pro Tools 2020の9月のリリースでは、Ableton Linkの統合サポート、SDIIおよびBW64 ファイル形式のサポート、録音有効化トラックの状態をラッチまたはキャンセルするための初期設定項目の追加といった向上を実現しています。
Ableton Linkで一緒にプレイAbleton Linkはローカルネットワークを介して複数のデバイスを同期します。従来の楽器と同じように、エレクトロニック・インストゥルメントやソフトウェアを使用して他のミュージシャンと一緒に演奏することができます。 Pro Toolsに統合されているため、設定に煩わされることなく、演奏に集中できます。 |
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以前に録音有効化されたトラックを自動キャンセルクリエイティブなフローの中では、つい、保持したいテイクを持つトラックの録音有効ボタンを解除し、上書きしないようにすることを忘れてしまう場合があるかもしれませんが、新しい初期設定項目が事故を防ぎます。オーディオ、MIDI、インストゥルメント・トラックの録音を準備する際のPro Toolsの挙動を設定することができるので、新たに録音するトラック上の[録音有効ボタン]を押すと、以前に録音有効化されていたすべてのトラックは自動的に解除され、この種のアクシデントで上書きしてしまうことを避けることができます。 |
Avid Cloudプラットフォームの向上
2020.5で導入されたリモートワーク対応のための改善により、このリリースでは安定性がさらに強化されています。これらの調整により、多くの新しいAvidクラウドおよびPro Toolsクラウド・コラボレーション・ユーザーがプラットフォームをスムーズに利用できます。
Pro Tools 2020.9 リリースノート
Pro Tools 2020.9には、SDIIとBW64ファイル形式のサポートに加え、多くの改善と修正が含まれます。
Pro Tools 2020.5 (5月)
フォルダートラックのタクタイル・コントロールAvidコントロールサーフェスが、Pro Toolsのフォルダートラックを完全にコントロールできるようになりました。 9つの新しいソフトキー、新しいStripコマンド、Tracks Screenの新しいボタンにより、フォルダーの開閉を完全にコントロールできます。文字通り、ボタンに触れるだけです。 |
リモートワークのための改善
COVID-19により、リモートワークは今や常態化しています。Avidクラウドプラットフォームの使用率も大幅に上昇しています。多くのユーザーは、最も効率的なリモートソリューションを求めて未知の領域で模索を続けています。この状況をサポートするため、Avidクラウド、Dropbox、Googleドライブ、Microsoft OneDriveの利用者向けた安定性を改善しています。
Pro Tools 2020.5 リリースノート
Pro Tools 2020.5の改善と修正については、リリースノートをご参照ください。
Pro Tools 2020.3 (3月)
フォルダートラックでセッションにフォーカス複数トラックを折りたたみ可能なフォルダーにまとめることで、大規模なセッションを管理し、よりクリエイティブで生産的な作業をサポートします。画面上の数えきれないほどのトラックに気を取られることなく、ドラッグ&ドロップでトラックを配置、統合、ルーティングできます。また、フォルダーをフォルダーにグループ化したり、色分けをすることでさらにナビゲーションしやすくなります |